走り去ろうとしている秋

ついこの間まで「暑い、暑い」と言っていたのに、急激に気温の下がった10月。
どこかで真夏日だとニュースで見た翌日には、別のどこかで初雪を観測したとニュースになっていました。南木曽町も例に漏れずガクッと気温が下がり、私は慌ててストーブを出しました・・・

昼間の気温が下がり、日が落ちて暗くなるのも早くなってきました。
それに伴って桜などの落葉広葉樹の葉の色が変わり、紅葉が進んできたのですが、先日雨が降った影響で葉が大分落ちてしまいました。
なので、今年は綺麗な紅葉が見られないかもしれないと思い、少し残念です。
ですが、逆にこの雨の影響で生き生きとしているものがいました。

秋の味覚、キノコがあちこちでニョキニョキと生えてきていました!
これは工場の前に置かれていた丸太で、屋根があって雨の当たらない場所にあったはずなのですが気付かないうちに小さなキノコが生えていました。

皮の隙間でしょうか?色々なところから小さなキノコたちが顔を出していました。
一体どんなキノコ何でしょうか?

そして別の場所にも謎のキノコが!

工場近くの細い道に細長いキノコが大量発生!
雨が降る前日までは笠が白かったのに、写真を撮る少し前に雨が降って茶色くなっていました。

上から見るとこんな風に笠が開いて、てっぺんと縁だけ白くなっていました。
恐らく、成長するのに必要な水分を沢山吸収するためにも開いているのかな?と思いました。

(すぐ近くに生えていた同じキノコ。イチゴチョコの無いアポロチョコの様)

こちらは何故か縁が黒くなってしまっていました。
他の写真と同じタイミングで撮ったのですが、何が違ったのでしょうか?
雨が当たりすぎたのでしょうか?是非、この2つのキノコの種類が分かる方は教えて下さい!

バッタやコオロギが増え、鈴虫の声が聞こえるようになり、梨の美味しい時期があっという間に過ぎ去りました。
そして、ガクンと気温が下がりキノコが大量発生し、細長いキノコ達は数日後の晴天によりほとんど枯れて無くなってしまいました。
小さい秋見つけたどころか大量に秋を見つけ、どんどんと見付けた秋が減っていきます。
急に秋がやってきて、もうすでに走り去っていこうとしています。私はもっと秋の美味しいものを、景色を、季節の移り変わりを楽しみたいです・・・!
この勢いですぐに冬がきて雪が降らないことを願うばかりです・・・

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