この木どんな木【アサメラ】

工場でも、材木市でも知らない材木を見かけます。
特に材木市では工場に無い材木を色々と置いてあるので、行く度に新しい発見があります。そして新しく見つけた気になる材木を調べられるように写真を良く撮ります。
過去に材木市に行った際に撮った材木の写真を見返したときに、まだ調べていない材木がありました。

色々と見ている間に見付けた材木がこちらの【アサメラ】です。
マメ科の広葉樹で、産地は西アフリカです。アフロモシアやアフロルモシアという別名があり、他にもアフリカンチークという市場通称があります。
なぜ「チーク」が付くのかと言うと、色や杢の特徴がチークに近く代用品として使われることもあったからだそうです。

樹高は45~50メートル、最大直径は2メートルにもなる大径木です。
そのため材木市にあったアサメラもとても大きく、下から見上げるようにして撮ったのですが上まで入りきりませんでした(笑)

加工は硬さはあるけれど、ろくろで挽きやすいそうです。ですが、交錯木理がありどの方向から挽いても逆目が出るそうです。(逆目が出るのは果たして挽きやすいのか?)
鉋や鋸での加工は難しいことがあるそうですが、収縮はかなり小さく温度の変化に対しほとんど変動せず、シロアリとフナクイムシに耐性を持っているため家具以外にも農機具や床材にも使われているそうです。

加工が難しそうですが、加工してみたら楽しそうな材だと思いました!
ですが、調べて見たら現在はチークよりも希少だとあったので、入手するのも難しいのかもしれません・・・

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