ポプラ瘤のスタビ

材木に樹脂を染み込ませて作るスタビライズドウッド。どんな材でも色が入るという訳では無く、材の種類や状態によって入りにくいことがあります。
瘤材では栃瘤と楓瘤とポプラ瘤をよく使っているのですが、ポプラ瘤は中まで全然色が入りません!

普段は角棒の状態で樹脂を染み込ませるのですが、余裕を少し持たせた状態で行います。
ぱっと見は全体的に入っていそうですが・・・

少し表面を削っただけで白い部分がすでに見えてきています。
(ピンクと緑の多色染め材です)

更に削って磨くと、あんなにあった緑色の部分はほんの少しになってしまいました・・・
ピンク色は先に入れたので緑色よりは入っていますがそれでも白い部分が多いです。

他の色で染めたポプラ瘤も削っていくと・・・

1本目よりは入っていますが、それでも白い部分が目立ちます。
楓瘤や栃瘤と違った方法で染めている訳では無いので、恐らくポプラ瘤の成分が関係して思ったように色が入らないのかと思います。

スタビライズドウッドとしてはしっかりと色が入っている方が良いのですが、唯一の木軸が色むらによって更に唯一の見た目になるので私はこの色むらが面白くて好きです♪
もしお店で見る機会があったら他の樹種のスタビライズドウッドと見比べてみて下さい!

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