スポルテッドと言えば、栃と楓に出るものと言うイメージがありますよね。
実際、市場やお店で見るのは栃と楓ですし、私もその2つしか思い浮かびませんでした。
ですが先日、以前仕入れた楢の材にスポルテッド模様が入っていたのです！
線は細いですが、しっかりと模様が入っていたので早速ペンにしました。
栃のスポルテッド材は元の柔らかさに加えて、フケてしまって指で押しても凹んでしまうのではないかと言うほどスカスカで柔らかいのでスタビライズしてから加工します。
ですがこの楢は通常の楢以上に硬さがあり、フケているところでもしっかりとしているのでスタビライズせずそのまま加工しました。
材の硬さがある為、フケていてもボソボソとせずしっかりとツヤが出て綺麗になりました！
栃の場合だとスタビライズしてあっても、フケてしまっているところはボソボソになってしまうことが多いため何もせず綺麗に仕上がって少し感動しました(笑)
オイルを塗ると全体的に少し色が濃くなったのですが、フケているせいか右側の通常部分よりも左側のスポルテッド部分の方がオイルを沢山吸ってか色が濃くなりました。
栃や楓の様に白い木では無いので、同じスポルテッドでも全然雰囲気が違って見た目も面白く、挽き辛いこともありませんでした。
もし気になった方は、お店で是非手に取って見て下さいね。
この記事を読んで、スポルテッド杢について詳しく知りたくなった方は、以前記事にしているのでよろしければこちらも読んでみて下さい。
[スポルテッドとは？]
コメント