初チャレンジ【チーク瘤】

先日、社長のブログでも紹介されていましたが、チーク瘤の板が来ました。
どれも瘤模様が細かく、杢も出ているとても綺麗なものでした!

私はチーク瘤の加工をしたことが無かったのですが、今回は材を仕入れたこともあり、チーク瘤をお店で販売する為に初めて加工させて頂きました!

加工してみての率直な感想は凄い難しかったです・・・

チークはウォルナット、マホガニーと並んで世界三大銘木の1つです。
硬くもなく、柔らかくもないので加工しやすい材で、油分が多いため水や摩耗に強いです。
加工しやすい材だと言っているのに難しいというのは可笑しいのでは?と、思う方が居ると思います。
加工しやすいのは普通のチークの話であり、天然材木にはシリカが含まれていることがあり、瘤材は杢や入皮があるため加工がし辛くなるのです。

とても硬いという訳では無いので削れはするのですが、シリカのせいですぐに刃物が切れなくなり削るのに時間がかかります。
そして、杢があるため杢に引っ張られて表面がボコボコしてしまって成形が難しかしく、逆目も出てしまいました。
頑張って加工してみたのですが、成形が上手くいかずその後社長に見て頂いた時に手直しが入りました・・・

最近は花梨瘤やマーブルウッド、カエデ瘤等の瘤材の加工も大分スムーズにできるようになってきたのでもう少し上手く加工できるかと思ったのですが、全然上手くいかずまだまだこれからだなと思いました。
もっともっと木材の特徴を見極めて、その特徴に合わせて刃の当て方や削り方を変えて、刃物もキレッキレにしておけるように頑張らないと、と改めて思いました。
これからまだ加工する機会があると思うので、リベンジする時はもっと上手く加工できるようにそれまでに色々なところを改善できるように頑張ります!

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