岩山のようなサペリ

材木市に行くと毎回新たな発見があります。
工場で加工した事のある材や、気になって調べたことのあるものは知ってはいますが、材木として知っているだけだったり知識があるだけだったりします。
なので、市場で生えていた状態に近い丸太や大きな板を見ると「この木ってこんなに大きくなるんだ」と思ったり、その木についてより詳しく知れたり興味が湧きます。

6月に行った際にもそう感じた材がありました。
それは、限定品として販売されているサペリです。

この画像を見て頂くと何となく大きいことが伝わるとは思うのですが、実際にどれくらいのサイズなのかというと直径1.9m、長さ3.4mという驚きのサイズです!
果たしてどうやってここまで運んで来たのか、購入した人はどうやって持って行くのか想像もつかないですね・・・
サペリは樹高45m以上、胸高1m以上になる大径木だということは知識としてはあったのですが実際にこれだけ大きい丸太を見ると大径木というのも納得しますね(笑)

更にこのサペリ、いかにも杢の出そうな感じで全体的に波打っているんです!
この写真は波の1つ1つが大きめですが、所々凄い細かくハッキリと波打っている場所があって大小様々な杢が出て綺麗な板が取れるかな?と思いました。

そしてこのサペリなのですが、タイトルにもある通り色々な角度から見て写真を撮っていたら岩山の様に見えてきたのです(笑)
せっかくなので、トリミングしたり色調補正したり色々いじると・・・

岩山のようになります!
皆さんも岩山っぽく見えませんか?

他にも、細かく波打っている部分を写真に撮って、これも色々といじって・・・

岩山の山頂を目指すかのような写真にしてみたのですが、どうでしょうか?

後半は撮った写真を加工して遊んだものの紹介になってしまいましたが、ペンや板になる前のサペリがどんなものでどれだけ立派な木か少しでも伝わったでしょうか?
気になった木について調べたことのある方はいると思いますが、実物を見てみるとまた新たな発見があって面白いので機会があれば是非見てみて下さいね。
材木としてと、植物として調べてみても面白いですよ。

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