この木どんな木【イスノキ】

穴を開ける材料を探して工場の2階を見ていた時、棗の様に見える材木を見つけました。
その材木はぱっと見、色の濃く暗い茶色の棗に見えました。ですが、社長に確認してみたところ違う材料でした・・・

それはこちらの材木。[イスノキ]です。
試しに棗と並べて写真を撮ってみたのですが、どちらがどちらか分かりませんでした。

(上が棗、下がイスノキ。写真では色の違いがほとんど分からないため、より見分けがつかない。)

イスノキは本州の南部、四国、九州、沖縄に生息しているマンサク科の広葉樹です。
別名、地域名が多く[ヒョンノキ]、[ユスノキ]、[ユシギ]など様々な名前があります。

(オイルを塗る前のイスノキ。素朴な木目が綺麗)

国産材の中ではトップクラスに硬く比重が大きい材です。
乾燥時の収縮率が高く、かなり暴れるので乾燥するのは難しそうです。また、乾燥後も割れることがあるそうです。
乾燥するのは難しいようですが、耐久性は高くシロアリにも強いので床柱やフローリング、ウッドデッキに使用されています。

(オイルを塗った後のイスノキ。更に艶が出ている。)

調べた本ではとても硬くて加工しづらいと書いてあったのですが、より硬い材を挽いたことがあったのと長期間乾燥されていたからなのでしょうか、苦労することなく挽くことができました。
シャラシャラと削れていくような感じで、抵抗や逆目が出るようなことも無く、サンドペーパーもかかるので旋盤加工は簡単にできました。
(棗の方が杢っけがあるせいか抵抗があるので、棗の方が加工が難しく感じました。)

最後に皆さんへクイズです!イスノキと棗を並べて撮ってみました。
さあ、皆さんはどちらがイスノキか分かりますか?

答えは・・・

上のゴールドの金具のペンでした!

皆さんは分かりましたか?
私は写真を撮る前にペンを組む時点で分からなくなりそうでした(笑)
写真ではより似ているように見えるかもしれません。実物もとても似ているので、是非お店にイスノキがあった際は棗と見比べてみて欲しいです。

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