材木市へ行くと様々な樹種が置いてあり、ぱっと見で何の木か判断ができないものもあります。
先日行った際も、オバンコールがある！と思い近付いてみると・・・
こちらのベリと言う全く知らない木材でした！
照明などの問題で色は違いますが、木目が似たような雰囲気をしていませんか？
ベリはマメ科の広葉樹で、ガボンが主な産地です。
茶色と黒の縞模様が特徴でゼブラウッドに似ているため、コントラストの少ないゼブラウッドと呼ばれ、代用品としても使われていたそうです。
代替品として使われるほど似ているため、ゼブラウッドと混ざって取引されている場合があるそうです。見た目、硬さが似ていますが、ゼブラウッドとは別物です。
見分け方としては、ゼブラウッドは縞模様がハッキリとしているけれど、ベリはぼんやりとしているそうです。
もし、ゼブラウッドとベリを同時に見る機会があれば見比べてみて下さい♪
加工は逆目があるためしづらく、鉋がけやプレーナーでの作業は慎重に行わなければいけないようです。旋盤での加工も、逆目を止めるように挽くのが難しそうです・・・
また、乾燥しづらいため表面がバキバキに割れてしまうのですが、害虫被害や保存性、耐久性が高いためテーブルなどの家具をはじめ、建具や化粧板に使われるようです。
もしかしたらベリも工場にある可能性があるので、材を見つけた際にはゼブラウッドと挽き比べて重さや硬さ、見た目がどれだけ近いのか自分で試そうと思います！
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