恒例の五右衛門風呂

先日工場へ向かうと、いつもはないドラム缶の姿が。

以前の事を思いだし、これはもしや・・・?と思い工場の中へ入ると、そこには見事な黒柿の板の山!!

会長が楽しそうに「どの部分も凄い良いぞ」と言いながら製材したての板を見せて下さいました。

これは二又に分かれていた部分の板なのですが、どの部分を取っても良いペンができそうで逆にここからどうやって棒状に製材すれば良いか悩んでしまいます・・・

既に綺麗な黒柿ですが、更に綺麗に歩留まり良く使うために黒柿達には五右衛門風呂に入ってもらいました!

普通黒柿は丸太のまま何年も水に浸けてアクを抜くのですが、野原工芸では先に板にしても問題無いのでぐつぐつと数時間煮てアクを抜いていきます。
煮ることで何年もかかる工程が数時間で済み、更に特有の臭いが出ないというメリットがあります。

煮るだけでどれほど変わるかと言うと、下の写真を見ると分かりやすいです。

左が煮た後、右が煮る前の板になります。
アクが抜けたことで全体的に黄色っぽかった部分が白くなり、模様がハッキリとして分かりやすくなりました。

模様の無い部分がほぼ無く、細かくてハッキリとしている黒柿が大量に・・・こんな良い材にこれから出会うことはあるのだろうかと思うほどとてもいい黒柿でした。

煮終わったら、今度は自然乾燥させていきます。
板だとは言え使えるようになるまで何年かかかるので使えるようになるまで待ち遠しいです・・・

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