牛にひかれて善光寺参り【宿坊】

長野県1の観光名所【善光寺】は県内にはあるけれど、自分が住んでいるところが長野県の南端ならば善光寺がある場所は北端。高速道路を使っても車で片道2時間30分以上かかります。
そんなに遠ければ中々行くことも無いだろうと思っていたのですが、今回は家族旅行で長野市に行くことになり、何年振りかに善光寺にお参りに行ってきました。
しかも鶴の一声により宿坊に泊まり、お朝事にも参加してきたので何回かに分けて宿坊の事やお朝事、善光寺の事について書いていこうと思います。

今回宿泊させて頂いた宿坊は善光寺から徒歩4分ほどの場所にある「薬王院」さんです。
宿坊なので中はほのかに暗く静かで落ち着いた雰囲気でした。
着いてすぐに施設の説明と翌日のお朝事の説明を受けました。お朝事は季節によって時間は違いますが、日の出と共に始まるので私は早く起きれるかこの時心配になっていました(笑)
(私が泊まった部屋は窓が無く朝日が入ってこないので余計(笑))

その後は食堂(じきどう)へ移動し夕飯を頂きました。

仏教なので食事は精進料理になります。
左から野沢菜漬け、ズッキーニの酢味噌のせ、サラダ素麺、エリンギの和え物、杏、胡瓜と榎の酢の物、野菜の天麩羅、煮物、胡麻豆腐。写真にはありませんがご飯とけんちん汁が出ました。
(サラダ素麵は通常はサラダ蕎麦になります。)
肉や魚は無かったのですが、物足りなさは全くなく、どれも素材の味が活きていてとても美味しかったです!
ご飯は1粒1粒が立っていて米の甘みが感じられて、けんちん汁は出汁が効いているけれど胡麻油の香りもしてやっぱり和食は美味しいんだなと改めて感じました。

天麩羅は揚げたてが出てきました。衣が薄くてサクサク!
榎、約8分の1のさつま芋、茄子、南瓜、一番左は長野県中野市の伝統野菜の「ぼたんこしょう」です。
ぼたんこしょうはピーマンのような形をしたコショウで、肉厚で柔らかく胎座と呼ばれる頭に近いところが程よく辛くて美味しかったです。

そして最後にはソフトクリームまで!
バニラ味のソフトクリームに抹茶が掛かっていて、満腹状態でもサラッと食べられちゃいました(笑)
画像のものは抹茶が掛かっていますが、通常は韃靼そば(だったんそば)が掛かっています。そちらもとても美味しそうだったので食べられないのが悔しいです・・・
ですが、ちゃんとアレルギー除去でも差の無く美味しいものが食べられるので、アレルギーがある人でも安心して食べられますよ!

夕飯の後は宿坊のお風呂をお借りしてお風呂に入り、21時には消灯です。
お坊さん達は毎日お朝事等のお勤めが朝早くからあるため、消灯の時間も早いです。
普段そんな早くに寝ることは無いのですが、翌朝が早いのもありましたが、久々の家族旅行と普段食べないようなご飯を食べて幸せな気持ちになりあっという間に夢の世界に行っていました。

翌朝は5時30分にお朝事へと出発!・・・したのですが、お朝事はとても内容が濃くて長くなってしまうので今回はここまでです!
ほとんど宿坊での夕飯の紹介になってしまいました(笑)
でもそれぐらい美味しかったんです!ズッキーニがジューシーだったんです!野菜だけとは思えないほど満足したんです!
この感動を伝えたかったことが伝わって欲しいです・・・

次のブログではようやくお朝事での事や、案内役の方に教えて頂いた面白かったお話など色々と紹介していきますので、次回のブログも是非読んでいただけたら嬉しいです。
そして、善光寺に行ってみたいと少しでも思っていただけたら幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました