ローズウッド=インドローズ?

「ローズウッド」と聞いて皆さんはどの材を思い浮かべますか?
本紫檀、キングウッド、チューリップウッド、ブラジリアンローズウッド(ハカランダ)・・・10数種類ある中で私は「インドローズ」を思い浮かべます。

インドローズはローズウッドの中でも代表格の材になります。
そもそもローズウッドとは、バラのような香りのするマメ科のツルサイカチ属の事を指します。

別名インディアンローズウッドと言い、名前の通りインド原産の木材です。
硬さはありますが、そこまで挽きにくくはありませんが、油分が多少あるので、サンドペーパーの目が少し詰まりやすいという点があります。
檜や屋久杉程では無いので、ありがたいのですが…

用途としては家具や化粧板や小物など様々なものに使われますが、ギターなどの楽器に使われているイメージが1番強いです。

木口面

色は写真の様に赤茶色や、材によっては赤紫色しています。
チューリップウッドやハカランダに比べると道管が大きくハッキリと見え、少し甘い匂いがします。
私がいつも見ている辞典では小豆を煮ている時のような匂いと書いてありました。
この道管の大きさや匂いがローズウッドの中でもインドローズの特徴かなと思います。

他にはローズウッドの特徴としてはワシントン条約に指定されていて、輸入制限をされている事です。
このことについて詳しくは別の記事に書いてあるので、気になった方はこちらも読んでみて下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました