1月上旬、南木曽小学校で南木曽ろくろの体験授業を行ってきました!
地元の伝統工芸品に触れ、詳しく知ってもらうための体験授業です。
伝統工芸品を作る体験をできる機会は少ないので、こういった経験ができるのは素敵だと思います。
昔は機械やモーターは無いので、軸に巻き付けた紐を引っ張り材を回します。
材の回転が一定の方が挽きやすいので、同じスピードで紐をずっと引っ張り続けるのに体力が必要になります。
紐がピンと張っていなければいけないというのもあり子供たちは大変そうでした。
同じ班のみんなで声を掛けながら紐を引っ張ったり、職人が手を添えて一緒にお皿を挽いていました。
子供たちと話していると、機械でのろくろ体験をしたことのある子が大勢いました。
手引きろくろだと材の回転が時計回り、反時計回りと交互になっていて、削れるタイミングというのがありそれが難しかったり、紐を引っ張るのが大変だったようです。
授業の時間が終わりチャイムが鳴るとまだまだやり足りなさそうな顔をしながら自分の班のお皿や、他の班のお皿の仕上がりを見て回っていました。
教室に戻る前にはみんな笑顔で楽しかったと言ってくれたり、このお皿貰えるの?と使うのが待ち遠しそうで楽しく体験してくれたのが伝わってきてとても嬉しかったです♪
ヤマイチさんでは手挽きろくろ体験ができるのでまた家族や友達と体験をしに行って、自分だけのお皿を作ったり、少しでも南木曽ろくろに興味を持ってくれたら更に嬉しいなと思います。
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